朝比奈泰能【あさひな やすよし】
今川家の重臣。かっこいい狼煙を上げることに生き甲斐を燃やす。好物は朝比奈ちまき。
史実の朝比奈泰能は遠江朝比奈氏の出で掛川城主。
義元の父氏親の代から今川家を支えた重臣中の重臣です。
藤枝市朝比奈地区で2年に一度おこなわれ、
静岡県指定無形文化財にもなっている朝比奈大龍勢は
戦国時代に朝比奈氏と岡部氏が用いた緊急連絡用の狼煙が起源とされています。
この朝比奈氏は泰能の系譜とは分かれた駿河朝比奈氏を指すと思われますが、
今川氏の時代を現代に伝える貴重な文化としてネタにさせていただきました。
泰能は桶狭間の合戦の前に病で死去、
その息子泰朝も今川氏の衰退とともに歴史から姿を消しています。