「花蔵の乱」探訪ツアーに今川さんのパネルが参加

2015年3月23日、藤枝市で開催された「花蔵の乱」探訪ツアー2015に今川さんの等身大パネルが参加しました。

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花倉城 二の丸跡にて

花蔵の乱とは、1536年に今川義元とその兄である玄広恵探との間で起きた家督争いの戦い。その舞台となった藤枝市の瀬戸谷から花倉、葉梨地区の史跡を歩いて回ろうというのが今回のツアーです(「花蔵の乱」というときには「蔵」の字を使うこともありますが、城の名称や地名の場合は「花倉」といったように「倉」という字を使います)。

昨年も開催された企画ですが、今年は時間をさかのぼりながら玄広恵探の足跡をたどる、逆ルートのツアーです。

まずは、朝8時。集合場所となっている藤枝駅のバス停前で参加者の一部と合流です。

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天気は良かったのですが、風が強く冷たい朝でした。そんななかで今川さんの姿とのぼり旗が通勤客の目を引きます。

さて、藤枝駅に集まった参加者はいったん瀬戸谷地区にある藤の瀬会館にバスで移動して別動隊と合流。その後、藤の瀬会館近くにある玄広恵探のお墓に向かいます。いちばん上の石段の画像がその場所です。

そして、下の画像が玄広恵探のお墓です。義元勢に追い詰められた恵探はここで自刃し、その生涯に幕を下ろしたそうです。

今回のツアーはあくまで恵探が主役なので、敵方の将という位置づけの今川さん。何を思って涙を流すのか…
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ちなみにこちらの恵探のお墓、地元の方々からは親しみをこめて「今川さん」と呼ばれているそうです。

次は、そこから歩いて30〜40分程度離れた場所にある高山寺です。こちら、元々は七堂伽藍を有するとても立派なお寺だったようですが、花倉城から逃げた恵探を追う義元勢により火を放たれ灰じんに帰してしまったそうです。ひどいことをする人がいるもんですね、ねぇ、今川さん。

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現在は、現在なりに立派なお堂が建っています。

さて、ここから花倉城までは長〜い山道を登っていきます。あいかわらず風は強かったのですが、道中ウグイスの “ホーホケキョ” というさえずりが聞こえたり、キツネが現れたりと、とても気持ちのよい場所ですよ。

みなさん頑張ってください。
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いっぽう、昔も輿に乗って移動していたという伝承が残る今川さんはクルマで花倉城跡まで先回りです。

そして、クライマックスの花倉城跡。志太平野を一望できる二の丸で記念撮影。

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全行程で10kmを超えるハードな企画でしたが、みなさん事故もなく元気に踏破できました。古城研究会の先生のお話もたいへん詳しく面白く、とても内容の濃いツアーだったと思います。

何より、「今川」というキーワードのもと歴史に興味ある方々と交流できたことが嬉しく感じられます。

来年は、念願の着ぐるみも完成していることでしょうから、着ぐるみで10km歩きたいですね(ウソです)。